パシスタは基本的に  《ダンサー・モデル・タレント》

羽根をたくさん背負う事はないとされる。理由は羽根をたくさん背負っていると重くなるので、サンバ・ノ・ペを細かく踏んだり軽やかに跳んだりと、ヴァリエーションのある踊りができないからである。

したがって、同じようにタンガを着て羽根をたくさん背負っている女性ダンサーで、ノペを多用せず、また細やかなダンスのヴァリエーションや小技を入れない、といったダンサーはパシスタではなく、これらのダンサーはヂスタッキ・ヂ・シャゥン(Destaque de Chao)というのが正しい。

なお、パシスタとヂスタッキの違いは技巧派であるかないかだけで、どちらが上であるとか下であるとかではない。
またパシスタに似たパートで、ハイーニャ・ダ・バテリア(Rainha da Bateria バテリアの女王)などがある。

これは一般的にパシスタの中から選ばれると思われているが、これも正しくない。これはバテリアが主に容姿などから選んだ女性のソロダンサーで、バテリアと呼ばれる打楽器隊の前で踊る(またはバテリアの中へ入っていって踊る事もある)。

したがってハイーニャもまたパシスタのような技巧はあまり要求されないのが現状で、近年リオの多くのエスコーラなどでは有名人やモデルなど外部から招いて踊らせることが多い。
update:2009年09月23日